肩こりや頭痛が慢性化していませんか?
長時間のPC作業やストレスで、肩や首がガチガチに固まっていませんか?
「少し休めば治るだろう」と放置しているその不調、実は悪化する可能性があります。
肩の痛みや可動域の制限が進むと、日常生活だけでなく、仕事のパフォーマンスにも影響を及ぼしかねません。
今こそ、根本的なケアで快適な毎日を取り戻しましょう!
肩の痛みでお悩みではありませんか?
最近、肩や首のコリがひどく、頭痛まで感じることが増えていませんか?
毎日のPC作業で目も疲れ、集中力が続かない…そんな状態で仕事を続けるのは本当にしんどいですよね。
「市販薬を飲んだり、ストレッチを試してみたけど、あまり効果がない」と感じている方も多いはずです。
それでも、「忙しいから仕方ない」とその場しのぎでやり過ごしてしまう…。
しかし、気づいたら肩の可動域が狭くなり、腕を上げるのもつらい状態になっているかもしれません。
そんなあなたに知ってほしいのが、“40肩・50肩”という症状です。
この機会に、自分の体と向き合いましょう!
40肩・50肩(肩関節周囲炎)とは
40肩・50肩(肩関節周囲炎)は、加齢に伴い肩の関節や周辺組織に炎症が起こることで発症します。
主な症状は以下の通りです。
- 肩の痛み
- 肩全体、または肩の一部分に痛みを感じる。
- 安静時でも痛むことがあり、特に夜間痛が発生しやすい。
- 腕を動かすと痛みが増す。
- 可動域の制限
- 腕を上げたり、後ろに回したりする動作が困難になる。
- 服を着る、髪を洗うなどの日常生活に支障が出る。
- 肩の関節が硬くなり、動かせる範囲が狭まる。
- その他
- 肩周辺の筋肉が緊張し、こわばりを感じる。
- 痛みや痺れが腕や肩甲骨まで広がることがある。
40肩・50肩の原因
40肩・50肩の明確な原因は解明されていませんが、以下のような要因が関与していると考えられています。
- 加齢による組織の変性
- 腱や関節包、筋肉などの柔軟性が失われ、炎症を起こしやすくなる。
- 血行不良
- 長時間の同じ姿勢や運動不足により、肩周りの血行が悪化し、組織の栄養供給が滞る。
- 冷えも血行不良を招き、症状を悪化させる。
- 姿勢の悪さ
- 猫背などの悪い姿勢が肩や首に負担をかけ、炎症を誘発しやすい。
- ストレス
- 精神的なストレスが筋肉の緊張を高め、肩こりや痛みを引き起こす。
- 自律神経の乱れによる血行不良や痛みの悪化も影響する。
- 肩の酷使
- 仕事やスポーツで肩関節を酷使することで、炎症を引き起こしやすくなる。
- ホルモンバランスの変化
- 更年期の女性はホルモンバランスの変化により、関節の炎症が起こりやすくなる。
- その他の病気
- 糖尿病や甲状腺疾患などが肩の痛みの原因となる場合もある。
重要なポイント
40肩・50肩は自然に治ることもありますが、放置すると慢性化したり可動域がさらに狭まる可能性があります。
早期に適切なケアを始めることで、症状の悪化を防ぎ、快適な日常生活を取り戻せます。
40肩・50肩の症状緩和方法はこれ
1. 痛みの強い時期はまずはココから
- 安静
- 痛みが強い時期は、無理に動かさず肩への負担を減らす。
- 冷却
- 炎症が強い場合は、冷湿布や保冷剤をタオルで包み15〜20分程度冷やす。
- 温熱療法
- 慢性的な痛みや筋肉の緊張がある場合は、温湿布や入浴で血行を促進する。
- ただし、炎症が強い場合は温めないよう注意。
- 鎮痛剤の活用
- 痛みが強い場合は、医師や薬剤師に相談し、鎮痛剤(内服薬・外用薬)を適切に使用。
2. 可動域の改善
- ストレッチ
- 痛みが落ち着いたら、肩回し・腕振り・壁ストレッチ・タオルストレッチなどを無理のない範囲で実施。
- 関節の可動訓練
- 国家有資格者など専門家の指導のもと、適切な運動療法を行う。
3. 根本的なケア
- 姿勢の改善
- 猫背を避け、デスクワーク時は椅子の高さやモニター位置を調整。
- 生活習慣の見直し
- 適度な運動、バランスの取れた食事、十分な睡眠を意識する。
- ストレスマネジメント
- 運動や趣味を楽しみ、ストレスを解消する。
注意点
- 強い痛みがある場合は無理に動かさない。
- ストレッチや運動は、痛みを感じない範囲でゆっくり行う。
- 自己判断せず、専門医に相談し適切な治療を受ける。
- 症状改善には時間がかかるため、焦らず根気強くケアを継続する。
これらの方法を取り入れ、40肩・50肩の改善を目指しましょう。
まとめ
今回のブログでは、40肩・50肩(肩関節周囲炎)が日常生活に与える影響と、その予防・セルフケア方法をご紹介しました。
これらのケアは継続して行うことが非常に重要です。
痛みや違和感を感じる前からケアを始めることで、より効果が高まりますので、ぜひ日頃から実践してみてください。
肩周りの柔軟性を保ち、血流を改善することは、日常の動作や可動性を向上させるうえでも大切なポイントです。
ただし、40肩・50肩にはさまざまな要因があり、セルフケアだけでは改善しない場合もあります。
その際は、お近くの医療機関や、柔道整復師・鍼灸師などの国家資格を有し、保健所に登録された施術所や治療院に相談することをおすすめします。
当院は保健所に登録し、許可を受けた接骨院です。
40肩・50肩の痛みや動作制限などでお悩みの方は、お気軽にご相談ください。
時間をかけたカウンセリングと個別の施術プランを通じて、一人ひとりに合ったケアをご提供いたします。
【柔道整復師 江本 直樹 監修】
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