こんにちは、横浜市都筑区にある健湧接骨院の江本です。
今日はゴルフ肘と診断されるも、ストレス解消と取引先との関係構築の手段として重要視しているため、またスコアを落としたくはないとの理由から、肘に違和感があるもののプレーを控えることができない、といった相談をされた方のために記事を書きました。
こんなことで悩むことはありませんか?
- 右肘の痛みが徐々に悪化し、日常生活にも支障が出始めている
- ゴルフのスイングに影響が出て、スコアが伸び悩んでいる
- 仕事の付き合いでゴルフを休むことができず、適切な治療や休養が取れない
スマートフォンやタブレットを使い、通勤中や休憩時間にゴルフ関連の情報を集めているけれど
なかなか上手く自分に当てはまらないとお嘆きであれば‥
今回の記事はお役に立てるかと思いますので、ぜひ最後までお読みください。
ゴルフ肘の原因は
ゴルフをする際に肘を痛める方には、いくつか共通する特徴があります。
多くの場合、これらの特徴は日常生活の中に潜んでおり、私たちが意識しない間に肘への負担を増やしています。
特に、ゴルフスイング時の不適切なフォームや、肘への過度な負荷が主な原因となっています。
しかし、これらの特徴に対して適切な対策を講じることで、肘の痛みを軽減することが可能です。
まず、ゴルフで肘を痛める主な特徴として、スイング時の肘の使い方が挙げられます。
正しいゴルフスイングは、体全体のバランスと力の分配に依存していますが、不適切なスイングフォームは肘に過剰な力を集中させ、炎症や痛みを引き起こします。
また、ゴルフ以外の活動での肘の過度な使用、例えば重い物を持ち上げる動作や日常生活での同じ動作の繰り返しも、肘への負担となり得ます。
ゴルフプレイヤーがよく経験する「ゴルファーズエルボー」とは、肘の内側に痛みが生じる状態を指し、これは肘への過度なストレスが原因で起こります。
反対に、「テニスエルボー」は肘の外側の痛みであり、ゴルファーにも見られる症状です。
これらの症状は、特にゴルフスイングの際に肘を正しく使っていないことによって引き起こされます。
ゴルフ肘と姿勢の歪みの関係性
ゴルフ肘(内側上顆炎)は、肘の内側部分に痛みや炎症が生じる症状です。
この疾患はゴルフスイングのような動作で発生しやすいものですが、日常生活における反復的な動きでも発症することがあります。
実はゴルフ肘の発症には姿勢の歪みが大きく関係しています。
姿勢の歪みがゴルフ肘に及ぼす影響
- 肩甲骨の動きの制限
姿勢が悪い(猫背や肩の巻き込みなど)と、肩甲骨の可動域が制限されます。
これにより、腕や肘に過剰な負担がかかり、ゴルフ肘の原因となることがあります。 - 骨盤の歪み
骨盤が前後に傾いたり、左右で高さが異なる場合、全身のバランスが崩れます。
その影響で、片側の腕や肘に無理な力が集中し、痛みや炎症が発生しやすくなります。 - 体幹の弱さ
姿勢が歪んでいると体幹の筋肉が十分に使われず、腕だけで動作を行おうとする結果、肘への負担が増します。
特に反復動作が多いゴルフスイングや日常的な作業で、痛みを誘発するリスクが高まります。
自分でできるセルフケアと対策
痛めたての時の対処法
- 安静とアイシング
痛みを感じたら、まずは肘を休ませることが重要です。
1日に数回、10~15分程度のアイシングを行い、腫れと痛みを抑えます。
痛めてからある程度経っている時
肘のケアにおすすめのストレッチ
前腕ストレッチ
回旋ストレッチ
肘や前腕の筋肉を柔軟に保つことは、痛みの予防に欠かせません。
以下の簡単なストレッチを日々の習慣にしましょう。
- 前腕ストレッチ
手のひらを前に向け、反対の手で指先を軽く引っ張り、前腕全体を伸ばします。10~15秒を目安に、左右両方の腕で行いましょう。 - 回旋ストレッチ
肘を軽く曲げ、前腕を内側と外側にゆっくり回します。これを10回程度繰り返し、肘周りの筋肉をほぐします。
筋力アップ
筋力を高めることで、肘への負担を軽減し、長くゴルフを楽しめる体を作ることができます。
- 軽いダンベルを使ったトレーニング
1~2kg程度の軽いダンベルを持ち、前腕を3秒かけて下に動かし1秒で上にあげます。
これにより、肘周辺の筋力が向上します。
1セット10~15回を目安に行いましょう。 - 握力強化トレーニング
テニスボールや握力グリッパーを使って手を握る動作を繰り返します。
これにより、ゴルフスイング時の安定性が高まります。
予防と生活習慣の改善
- フォームの見直し
ゴルフスイングのフォームを専門家にチェックしてもらい、肘への負担を軽減する動作を身につけます。 - 予防に栄養素もしっかりと摂りましょう
- ビタミンC
ビタミンCは腱や靭帯の健康維持に重要な役割を果たします。
コラーゲンの生成を促進し、抗酸化作用により炎症を防ぐ効果があります。
ブロッコリー、ピーマン、レモン、キウイ、イチゴなどに多く含まれています。 - タンパク質
筋肉や腱の修復・強化に不可欠な栄養素です。
特にトレーニング後30分以内に摂取することが効果的です。
カツオ、マグロ、鶏肉(ササミ)などに多く含まれます。 - ビタミンD
ビタミンDは腱と骨の結合部分の治癒を促進し、骨密度を高め、骨格筋を強化する重要な役割を果たします。
日光浴や魚類、キノコ類から摂取できます。
- ビタミンC
まとめ
今回のブログでは、ゴルフ肘による痛みが日常生活やゴルフプレーに与える影響について、その対策法をご紹介しました。
これらのセルフケア方法は、継続して行うことが重要です。
痛みが出る前から取り組むことで効果が高まりますので、日頃から実践してみてください。
肘周りの対策で肩甲骨や体幹の筋肉の動きを良くすることは、スイングの改善や日常の動作の質を高める上でもとても大切です。
この解消法を試すことで、肘の負担が軽減され、痛みが和らぐことも期待できます。
肘に負担をかけない方法を選ぶことで、快適にゴルフを楽しめるようにしましょう。
ただし、ゴルフ肘の症状にはさまざまな原因やパターンがあるため、症状が改善しない場合もあります。
その場合はお近くの医療機関、柔道整復師や鍼灸師といった国家資格を取得し、保健所に登録されている(接骨院や鍼灸院の看板を掲げている)施術所もしくは治療院に行くことを推奨します。
保健所で許可を受けた施術所では、専門的な検査や症状の鑑別を行うことができます。
これも踏まえて、早期に専門家の診察を受けることをご検討ください。
当院は保健所に登録し許可を受けた接骨院です。
ゴルフ肘による痛みやお悩みについてもお気軽にご相談ください。
時間をかけたカウンセリングと個別の施術方法で、一人ひとりに適したケアをご提供いたします。
【柔道整復師 江本 直樹 監修】
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