こんにちは
横浜市都筑区の健湧接骨院の江本です。

毎日の股関節の痛みに悩まされていませんか?
靴下を履くのに5分もかかり、大好きなショッピングモール巡りも重い買い物袋を持てなくなってしまった…。

「このまま寝たきりになるのでは」という不安を抱えながら、何軒もの整骨院を巡っても満足な結果が得られなかったあなたへ。今こそ、自然な方法で緩和させるチャンスです。
薬に頼らず、本当の意味で股関節の痛みを和らげる方法があるのです。

この記事では、自宅でできる簡単な運動療法や、日常生活の工夫、そして最新の治療法まで、股関節痛を緩和する3つの効果的な方法をご紹介します。

「また元気に歩きたい」という願いを叶えるヒントがきっと見つかるはずです。
さあ、一緒に痛みのない明るい未来への第一歩を踏み出しましょう!

股関節痛にお悩みではありませんか?

立ち上がりや歩き始めの痛みに要注意

朝起きたとき、長時間座った後の立ち上がり、歩き始めに股関節周辺に痛みを感じていませんか?
これは変形性股関節症の初期症状かもしれません。
特に40〜50代の女性に多く見られ、放置すると症状が進行する可能性があります。

日常生活での不便さに気づいていますか?

靴下を履くのに時間がかかる、和式トイレの使用が困難、正座ができないなど、日常生活で不便を感じることが増えていませんか?これらも股関節痛の兆候かもしれません。

右側だけの痛みも要チェック

片方の股関節だけが痛む場合、筋肉や腱の炎症、変形性股関節症、骨盤の歪みなどが原因の可能性があります。
痛みが続く場合は、早めに医療機関を受診することをおすすめします。

股関節痛の主な原因について

股関節痛に多い原因として、変形性股関節症が考えられます。
この疾患は特に40~50代の女性に多く見られ、股関節の軟骨がすり減ることで痛みが生じます。

日本では、その原因の約8~9割が「臼蓋形成不全」によるものです。
臼蓋(骨盤の受け皿)が浅いため、大腿骨頭を十分に覆えず、関節軟骨に負担が集中し、変形が進行しやすくなります。

女性の場合、歩行時の鼠径部痛や靴下を履く際の困難からも、股関節の軟骨摩耗や骨棘(こつきょく)の形成による関節の動きの制限が進行している可能性があります。

また、加齢やデスクワーク中心の生活による運動不足も症状悪化の一因となり得ます。

変形性股関節症

  • 40〜50代の女性に多く見られる疾患
  • 関節軟骨の摩耗や骨の変形が原因
  • 発育性股関節形成不全の後遺症が主な要因の一つ
  • 立ち上がり時や歩行時に痛みを感じることが多い
  • 進行すると夜間痛や安静時痛も出現

大腿骨頭壊死症

  • 大腿骨頭への血流障害により骨組織が壊死する疾患
  • 30〜60歳で発症することが多い
  • 原因として以下が挙げられる:
    • ステロイド薬の長期使用
    • 過度のアルコール摂取
    • 外傷(股関節骨折や脱臼)
    • 糖尿病や腎臓病などの基礎疾患
  • 初期は無症状だが、進行すると股関節痛や歩行困難が生じる

その他の原因

  • 関節リウマチ:自己免疫疾患による関節の炎症
  • 股関節唇損傷:関節唇の損傷による痛み
  • 鼠径ヘルニア:腸の一部が脱出することによる痛み

自宅でできる股関節痛の緩和方法

股関節痛を和らげるためには、ストレッチや筋力トレーニング、温熱療法などが効果的です。それぞれの方法を具体的に解説します。

1. ストレッチで柔軟性を高める

股関節周囲の筋肉をほぐし、可動域を広げるためのストレッチは、痛みの緩和に役立ちます。

屈曲方向のストレッチ

  • 仰向けに寝て片膝を胸に引き寄せます。
  • 反対側の脚は浮かないよう注意し、30秒間キープ。
  • 痛みが出ない範囲で行いましょう。

股関節前面のストレッチ

  • 立ち膝の姿勢を取り、骨盤を前方に動かします。
  • 股関節前面が伸びる感覚を意識し、10秒間キープ。

お尻の筋肉のストレッチ

  • 仰向けに寝て片膝を胸に引き寄せ、お尻の筋肉を伸ばします。
  • 呼吸を自然に行いながら10秒間キープ。

2. 筋力トレーニングで関節を安定化

股関節周囲の筋肉を鍛えることで、痛みを軽減し、関節への負担を減らせます。

中殿筋トレーニング

  • 横向きに寝て上側の脚をまっすぐ上げ下げします。
  • 10回×3セット行いましょう。

ブリッジ(ヒップリフト)

  • 仰向けで膝を立てた状態からお尻を持ち上げます。
  • 腰が反らないよう注意しながら10回×3セット。

スクワット(浅め)

  • 肩幅に足を開き、お尻を軽く後ろへ引きながらしゃがみます。
  • 膝がつま先より前に出ないよう注意し、10回×3セット。

3. 温熱療法で血行促進

温めることで血流が改善し、筋肉や靭帯が柔らかくなり痛みが和らぎます。

入浴

  • 38〜40℃程度のお湯に15〜20分浸かります。
  • 股関節周囲の筋肉がほぐれ、リラックス効果も期待できます。

ホットパック

  • 温熱パッドやタオルで股関節周囲を温めます。
  • 1回15分程度行いましょう。ただし、炎症がある場合は避けてください。

注意点

  1. 痛みが強い場合や運動中に違和感がある場合は中止してください。
  2. 運動後はアイシングや休息で負担を軽減しましょう。
  3. 継続的な実践が重要ですが、無理なく自分のペースで行うことが大切です。

これらの緩和方法は日常生活でも取り入れやすく、股関節痛の改善や進行予防に役立ちます。
症状が続く場合は専門医への相談も検討してください。

まとめ

今回のブログでは、股関節痛が日常生活に及ぼす影響について、その対策をご紹介しました。

股関節痛のセルフケアは、継続的に行うことが重要です。痛みが出る前から適切なケアを始めることで、予防効果が高まります。特に、股関節周囲の筋肉をストレッチし、関節への負担を軽減することは、症状の悪化を防ぐ上で非常に大切です。

このセルフケアを実践することで、股関節の痛みや違和感の軽減が期待できます。股関節痛の発症や悪化を防ぎ、快適に日常生活を送るためにも、負担の少ないケア方法を選び、生活に取り入れてみてください。

ただし、股関節痛の症状には個人差があり、セルフケアだけでは改善しない場合もあります。その場合は、お近くの医療機関や、柔道整復師・鍼灸師などの国家資格を持ち、保健所に登録されている施術所や治療院に相談することを推奨します。

保健所の許可を受けた施術所では、専門的な評価や鑑別診断を実施し、適切な施術方針を提案することが可能です。必要に応じて適切な検査を受け、最適な施術法を選択することをおすすめします。

当院は、保健所に登録・許可を受けた接骨院です。股関節痛による不調や日常生活での困難に関するお悩みも、お気軽にご相談ください。時間をかけたカウンセリングと個別の施術プランで、症状の改善をサポートいたします。

【柔道整復師 江本 直樹 監修】

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