こんにちは
横浜市都筑区にある健湧接骨院の江本です。
歩くたびに感じる腰や脚の痛み、休憩しないと続けられない散歩…
こんな不安を抱えながら日常を過ごしていませんか?
脊柱管狭窄症は、50代以降の多くの方が悩む症状ですが、適切なケアを行えば、痛みを和らげ、再び快適な生活を取り戻すことが可能です。
脊柱管狭窄症でお悩みではありませんか?
「最初は、ただの年齢による疲れだと思っていました。けれど、次第に散歩や買い物すら辛くなり、自分の体に自信が持てなくなってしまったんです。」そんな相談を受けることがありました。
毎日の生活が少しずつ制限されていく感覚は、本当に辛いですよね。
同じような悩みを抱えていた多くいるのではないかと思い今回の記事を書くことにしました。
脊柱管狭窄症と診断されるもどんなケアをしたら良いかわからない…
そんなお悩みがあるのであればお役に立てる内容かと思いますので是非最後まで読んでみて下さい。
脊柱管狭窄症の主な原因
- 加齢による変化
年齢を重ねると、背骨やその周辺組織が次第に変性・劣化します。
具体的には以下のような変化が挙げられます。- 椎間板の変性:背骨のクッション部分が潰れたり膨らんだりすることで、脊柱管が狭くなる。
- 骨の変形:骨棘(こつきょく)と呼ばれる骨の突起が形成され、神経を圧迫。
- 靱帯の肥厚:背骨を支える靱帯が厚くなり、脊柱管内に侵入。
- 過去の負担や外傷
若い頃に重いものを持つ仕事やスポーツをしていた場合、腰への負担が蓄積し、後年になって症状が現れることがあります。
また、外傷や事故による脊椎の損傷も原因になります。 - 先天的要因
生まれつき脊柱管が狭い人は、加齢による影響を受けやすく、若い頃から症状が出る場合があります。 - その他の疾患
椎間板ヘルニアや脊椎すべり症などの疾患が進行すると、脊柱管狭窄症を引き起こすことがあります。
狭窄症の緩和方法
これらの原因は、多くの場合避けられないものですが、適切なケアを行うことで症状を緩和し、生活の質を向上させることができます。
まずはご自身の体に何が起きているかを知ることから始めてみませんか?
以下は、脊柱管狭窄症の原因に対する効果的なセルフケアを3つ挙げたものです。
1. 姿勢の改善
方法
- 日常生活で正しい姿勢を意識することが重要です。
- 立つときは背筋を伸ばし、肩を後ろに引き、耳・肩・股関節が一直線になるよう意識します。
- 座るときは腰をサポートするクッションを使い、膝を90度に保ちましょう。
効果
・脊柱管にかかる圧力を軽減し、神経への負担を和らげます。
仰向けでの臀部ストレッチ
方法:
- 仰向けに寝て、片膝を立てる。
- 立てた膝を両手で抱え、反対側の肩の方向へ引き寄せる。
- 30秒キープし、反対側も同様に行う。
効果:
- 梨状筋・中臀筋を伸ばし、痛みの緩和します
- 腰の柔軟性向上させます
3. 寝た姿勢での運動(ウィリアム体操)
ウィリアム体操の特徴
- 目的: 腰部の柔軟性を高め、腹筋や大臀筋を強化し、腰の負担を軽減する。
- 適応: 脊柱管狭窄症、加齢による腰痛(※ただし、ヘルニアには注意)。
- 禁忌: 腰椎椎間板ヘルニアなど、前かがみで痛みが増す場合は避ける。
方法
- 膝抱え
- 方法: 仰向けになり、片膝または両膝を胸に引き寄せる。
- 効果: 腰部のストレッチ、腰椎の圧迫軽減。
- 腹圧をかける
- 方法: 仰向けで膝を立て、お腹をへこませながら呼吸する。
- 効果: 腹筋強化、腰部の安定化。
- 骨盤後傾させる
- 方法: 仰向けで膝を立て、骨盤を後傾させながら腰を床に押し付ける。
- 効果: 腰椎の負担軽減、腹筋と臀筋の強化。
まとめ
今回のブログでは、脊柱管狭窄症による日常生活への支障について、その解決法をご紹介しました。
これらのセルフケア方法は継続して行うことが重要です。
痛みやしびれが強くなる前から取り組むことで、より効果が期待できますので、日頃から実践してみてください。
腰や脚の神経への負担を和らげることは、脊柱管狭窄症の予防だけでなく、体全体の健康を保つ上でもとても大切です。
このケア方法を試すことで、症状を少しでも軽減できるかもしれません。
脊柱管狭窄症による痛みやしびれを予防し、快適な日常を過ごすためにも、負担の少ないセルフケア方法を選ぶことが大切です。
ただし、脊柱管狭窄症の症状は個人によって多様で、痛みやしびれが改善しない場合もあります。
その際は、お近くの医療機関や、柔道整復師や鍼灸師といった国家資格を取得し、保健所に登録している施術所・治療院に相談することをおすすめします。
保健所で許可を受けた施術所では、専門的な検査や症状の鑑別を実施できます。
必要に応じて適切な検査を受け、最善の方法を選んでいただければと思います。
当院は保健所に登録し、許可を受けた接骨院です。脊柱管狭窄症によるつらい症状もどうぞご相談ください。
時間をかけたカウンセリングと個別の施術方法で対応させていただきます。
【柔道整復師 江本 直樹 監修】
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