こんにちは、横浜市都筑区の健湧接骨院の江本です。

今回は痛みがある程度軽くなった患者様より質問をうけて記事を書いています。


運動不足で、健康維持のために何か始めたい。
季節によって歩き方を変えた方が良いのか?知りたい

その他にも快適に歩ける方法を知りたい。


と言ったお悩みを持つ方にもお役に立てる内容になっているかと思います。

ですので、気になる方は最後まで読んでみてください

なぜ、歩くと足腰の健康維持ができるのか?

歩くと足腰で使う主な筋肉が刺激され、自然に鍛えられます。
一方で、人は歳を重ねると動くことが億劫になりがちで、動かないままでいると筋肉が減少してしまいます。

そのため、歩く習慣は筋力低下を防ぐ重要な手段となるのです。
さらに、歩行時に上半身の重さが骨に適度な負荷をかけることで、骨の再生が促進され、骨密度を維持する効果も期待できますね。

それだけではなく、歩くことで関節内の液体が循環しやすくなり、関節が動きやすくなるため柔軟性も向上します。
また、血の巡りも改善されるため、筋肉や組織に栄養や酸素が効率よく届けられます。

加えて、歩行は筋肉と神経のつながりを強化し、体のバランス能力を高める効果もあります。
この結果、転倒リスクが軽減され、安全に日常生活を送れるようになるのです。

歩行時の注意点は

足裏全体を使う
歩くときは、かかとからつま先まで、足裏全体をまんべんなく使うように意識します。
かかとから着地し、足裏全体を使って前に進み、足指の力(特に親指)で蹴り出す動作を繰り返すようにしてください。

正しい姿勢と歩き方のフォーム

高齢になるほど外股歩きになることが多いですが、股関節・ひざ・つま先が同一方向になるように意識してください。
大股で歩くことが大切です。

骨盤から脚を動かすと安定感が増します。

腕の動き
腕の角度を90度に保ち、リズミカルに二の腕を使って腕を引くように意識します。
視線は正面に合わせることで、姿勢が良くなり、血流量がアップします。

靴選びの目安

適切な靴選び
かかとがしっかりフィットし、クッション性のある靴を選んでください。
歩行時の衝撃を軽減し、足の健康を守ることができます。

無理に高価な靴を選ぶ必要はありませんが、自分の足に合ったものを選ぶことが大切です。

歩行速度と時間

適切な速度
歩く速度を上げるほど、全身の血流量が高まります。
目安は、おしゃべりが続けられるくらいの、少し呼吸が上がる程度がいいでしょう。

スタート時はゆっくりと歩き始め、5分間程度体が慣れたら歩く速度を上げていきましょう。

歩く時間
長距離を歩くよりも、正しく歩くことが大切です。
1日8000歩まで歩き、そのうち20分間の強歩を取り入れると運動効果がアップすることが研究で示されています。


これらのポイントを意識することで、季節を問わずに足腰の健康維持と、全体的な健康状態の向上を図ることができます。

まとめ

今回の記事では、腰痛と歩行の関係性についてご紹介しました。
腰痛による症状で悩むことなく健康的に過ごすためには、正しく歩いて骨盤周りや体幹の筋肉の動きを良くすることが大切です。


これらのセルフケアを試すことでトラブルを軽減できる可能性があります。

ただし、腰痛にはさまざまな痛みのパターンがありますので、症状が改善しない場合もあります。


その場合はお近くの医療機関、柔道整復師や鍼灸師といった国家資格を取得して保健所に登録している(接骨院や鍼灸院の看板を出している)施術所もしくは治療院に行っていただくことをオススメします。


接骨院や鍼灸院は保健所で許可を受けることで、施術所内での専門的な検査や鑑別法をすることができます。


それも踏まえて、検査などが必要になることも考え、行き先を決めていただけたらと思います。

当院は保健所に登録して許可を受けた接骨院です。


腰痛の辛さもご相談ください。

時間をかけたカウンセリングと個別の施術方法で対応させていただきます。

【柔道整復師 江本 直樹 監修】

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