こんにちは。健湧接骨院の江本直樹です。
今回は、患者様より歩いていると膝が痛い‥
そんなお困りごとをお聞きして、何を履いているかで痛みの出方が変わってしまうので、そのことについてお話ししたいと思います。
そこで夏になって、よく履く機会が増えるサンダル選び方と膝の痛みについてお話ししたいと思います。
実は、サンダル選び方を間違えると、膝の痛みが悪化してしまうことがあるのです。
膝の痛みでお悩みの方は、ぜひこの記事を参考にしていただければと思います。
サンダル選びのポイントを知ることで、膝の痛みを和らげ、快適な日常生活を送ることができるようになれたら幸いです。
サンダルと膝痛の関係とは
サンダルは、夏の定番アイテムですが、実は膝の健康に大きな影響を与えています。
足の裏のアーチを支えるサポート性の低いサンダルを履くと、足の筋肉や靭帯に負担がかかるため、膝への負担も増大します。
特に、偏平足や外反母趾などの足のトラブルがある方は、サンダル選びに注意が必要です。
また、サンダルを履いて長時間歩くと、膝への負担がさらに増してしまいます。
例えば、旅行先で一日中サンダルを履いて観光をしたら、翌日に膝の痛みを感じた経験はありませんか?
正しいサンダル選びをすることで、膝への負担を軽減し、痛みを予防することができるでしょう。
正しいサンダル選びの基準
では、膝に優しいサンダルとはどのようなものでしょうか?
正しいサンダル選びの基準として、以下の3つのポイントが挙げられます。
- 足のアーチを支えるサポート性があること
足の裏には、土踏まずと呼ばれるアーチ構造があります。
このアーチを適切に支えることで、足の筋肉や靭帯の負担を軽減できます。
サンダルを選ぶ際は、アーチをしっかりと支えるインソールがあるものを選びましょう。 - かかとがしっかりとホールドされていること
かかとがサンダルからずれてしまうと、体重がつま先に偏ってしまい、膝への負担が増大します。
サンダルを選ぶ際は、かかとがしっかりとホールドされ、足とサンダルのフィット感が良いものを選びましょう。 - クッション性があること
地面からの衝撃を吸収するクッション性があるサンダルを選ぶことで、膝への負担を軽減できます。
EVAなどの柔らかい素材を使用したサンダルがおすすめです。
以上の3つの基準を満たすサンダルを選ぶことで、膝への負担を軽減し、痛みを予防することができるでしょう。
長時間履いても安心なサンダルの選び方
サンダルを選ぶ際は、デザインや見た目だけでなく、履き心地が大事です。
特に、旅行などで長時間サンダルを履く場合は、より慎重に選ぶ必要があります。
以下のようなポイントに気をつけて、長時間履いても安心なサンダルを選んでください。
- サイズがぴったりであること
サンダルは、少し大き目を選ぶ人が多いですが、実はサイズがぴったりであることが大切です。
つま先に1cm程度の余裕があるサイズを選ぶことをおすすめします。
サイズが大きすぎると、かかとが浮いてしまい、膝への負担が増大してしまいます。 - 足の形にフィットすること
足の形には個人差があるため、自分の足の形にフィットするサンダルを選ぶことが大切です。
特に、甲高の方や幅広の方は、自分の足に合ったサンダルを選ぶようにしましょう。
足の形に合わないサンダルを履くと、足の筋肉や靭帯に負担がかかり、膝の痛みを引き起こす可能性があります。 - 歩きやすいデザインであること
サンダルのデザインも、膝への負担に影響します。
例えば、厚底のサンダルは足のバランスを崩しやすく、膝への負担も増大します。
また、履いた際に足裏が滑りやすい素材のサンダルは、足の筋肉への負担が増えます。
歩きやすく、滑りにくく、足の指が自由に動かせるデザインのサンダルを選ぶことをおすすめします。
以上のポイントを押さえて、長時間履いても安心なサンダルを選ぶことで、膝の痛みを予防することができるでしょう。
まとめ
いかがでしたか?
サンダル選びには、膝の健康に大きな影響があることが伝われば嬉しいです
正しいサンダル選びのポイントを押さえることで、膝への負担を軽減し、痛みを予防することができます。
- 足のアーチを支えるサポート性があること
- かかとがしっかりとホールドされていること
- クッション性があること
- サイズがぴったりであること
- 足の形にフィットすること
- 歩きやすいデザインであること
以上の6つのポイントを意識して、自分の足に合ったサンダルを選ぶようにしましょう。
もし、膝の痛みがひどい場合は、一度専門院に相談されることをおすすめします。
当院でも、膝の痛みに対する専門的な施術を行っております。
膝の痛みでお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。
あなたの膝の痛みを和らげるお手伝いをさせていただきます。
【柔道整復師 江本 直樹 監修】