治療とは
治療の意義として、生体が持つ自己治癒能力を最大限に引き出すことが挙げられます。
身体に生じた異常を正常に戻す、または健康を取り戻すためには、様々な知識と経験を駆使し、多角的に最良の方法を考え実行することが大切です。
これからご紹介する治療法は多岐にわたりますが、それぞれの患者様の状態や背景を考慮し、最も適切な治療方法を提供いたします。
治癒をする為には
身体が外傷や疾患から、自らの力で健康な状態に回復することを「自然治癒」と言います。
この自然治癒力が強ければ、体調の不調や異常を短期間で正常に戻すことができます。
健康を取り戻すためには、症状に合わせて適切な休息、運動、食事、そして良質な睡眠が不可欠です。
さらに、室内の気温、湿度、換気、照明といった生活環境の調整も大切です。
当院では、患者様の身体的、精神的、そして社会的な背景をしっかりと考慮し、全面的なサポートを提供しています。
安心してお任せください。
- それでは代表的な治療法をご紹介します。
原因療法
原因療法は、疾患の根本的な原因を取り除くことを目標とした治療法です。
これには、「病巣部分を切除する外科手術」や「感染症の原因となっている病原体を排除する化学療法」などが含まれ、劇的な効果が期待できる治療方法です。
また、原因療法には他にも「ビタミン欠乏症に対するビタミン剤の投与」、「インスリン不足による糖尿病へのインスリン投与」、「貧血や脱水に対する輸血や輸液」など、体内に不足した成分を補う代償療法も広い意味で含まれます。
- 当院で行っている原因療法は薬膳やサプリメントのアドバイスによる代償療法になります。
特殊療法
特殊な機械や装置、設備を使用して行う治療法を指します。
この治療法には、緊急療法やリハビリテーション(理学療法)、人工臓器の使用、移植などが含まれます。
特に、理学療法では、患者様の障害に対して基本的な動作を回復させる目的で施術が行われます。それにより、日常生活をより快適に、そして自立して過ごせるようサポートします。
- 当院では、電気療法、温熱療法、寒冷療法、振動療法、運動療法などを取り入れ、怪我の回復を促進し、関節の動きを柔軟にしていきます。患者様一人ひとりの状態に合わせた最適な治療を提供します。
対症療法
疾患の原因を直接取り除くわけではありませんが、対症療法は疾患の主要な症状を抑え、自然治癒力を高めることで治癒を促進する方法です。
具体的な例:
発熱に対する解熱剤の投与
疼痛に対する鎮痛薬の投与
咳に対する鎮咳薬の投与
対症療法は、患者の苦痛を速やかに軽減する目的で行われます。
しかし、この治療法だけでは疾患の根本的な治癒には繋がりません。
最終的には、疾患の原因を追求し、適切な治療を行うことが非常に重要です。
- 当院では、消炎鎮痛薬を使用して痛みを緩和し、患者様が少しでも快適に過ごせるようサポートいたします。
さらに、特殊療法や保存療法を併用して、しっかりとした治癒を目指してまいります。
安心して、最良の施術を受けていただけるよう努めております。
保存療法
外科的療法とは対照的に、手術などを行わずに疾患や怪我を治療する方法を保存療法と呼びます。
例として、交通事故での大きな外傷や出血が伴う場合、外科的手術が必要とされることが多いです。
一方、内出血のような状態では、固定をして安静にすることで治癒を促すことが可能です。
そのため、同じ部位の怪我であっても、その症状の重さや患者の体調に応じて、外科的療法や保存療法のどちらを選択するかが異なります。
- 当院の保存療法では、怪我の状態や程度に応じて、ギブス固定、副子包帯固定、テーピングなどの方法を選択し、しっかりと固定して治癒へと導きます。
患者様の痛みや不安を軽減しながら、最良の回復を目指してサポートしています。
生活指導
生活指導は、怪我や病気の種類に応じて、患者様がより良い生活を送るための方法をアドバイスするものです。
具体的には、食事、安静、運動、入浴、睡眠といった日常生活の基本的な行為から始め、精神状態や社会活動、生活環境に至るまで、広い範囲での指導を行います。
この指導を通じて、患者様一人一人の生活環境や状態に合った、健康的な生活のあり方をサポートします。
当院の生活指導では、患者様の健康と快適な生活をサポートするための様々なアドバイスを行っています。
- 「季節に合わせた薬膳やサプリメントの勧め」: 時節に応じた食事やサプリメントで体調を整えます。
- 「身体に負担のかからない座り方や立ち方」: 正しい姿勢で身体の負担を軽減します。
- 「現段階別に分けた運動の仕方やセルフストレッチ」: それぞれの状態に合わせた運動やストレッチ方法を指導します。
- 「疲労の取れやすい入浴法や温度変化による体調管理法」: 入浴によるリラクゼーションや体調管理の方法を提案します。
- 「セルフ枕の作り方や症状に合わせた寝方」: 快適な睡眠をサポートするための方法をお伝えします。
これらは一部の例ですが、さらに詳しい方法や個別のアドバイスも行っています。
まとめ
この度は、原因、特殊療法、対症療法、保存療法、生活指導について簡単にご紹介しました。
参考になりましたでしょうか?
いくつかは基本的な内容も含まれていますが、それらも含めて症状に適した治療法を選び、お悩みを解決するお手伝いをします。
また健康的な一年を過ごすために、当院が全力でサポートさせていただきます。
もし症状解決の為にどこに行ったらよいか分からない
そんな時は当院にご相談下さい。
この記事を読んでいるあなたが、何らかの症状を抱え、整体や整骨院へ通っている場合、まだ症状が改善されていなければ、現在の施術があなたの症状に最適でないかもしれません。
「肩こりを感じているけれど、マッサージしか受けていない」や「どの専門家に相談したらよいかわからない」という方もいらっしゃるかと思います。
自己紹介が前面に出るようで恐縮ですが、私の臨床経験は既に15年近くになります。
その経験を活かし、あなたの症状の改善をサポートさせていただく自信があります。
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お電話の際は「こんな症状があります」と受付にお知らせください。
(柔道整復師 江本直樹 監修)