こんにちは、横浜市都筑区の健湧接骨院の江本です。
今回はコルセットをしているけど、腰の痛みが変わらないといった方へ記事を書いています。
その他にも「コルセットをどこにつけたら良いか」「つけたまま寝ても良いのか」「コルセットはいつまでつけていたら良いか」などといったお悩みがあるようでしたら、ぜひ最後までお読みください。
腰痛でコルセットってよく聞きますよね。
「よく効いた」「まったく効かない」なんて話もありますが、実際はどうなのかと疑問に思われる方も多いのではないでしょうか。
今から効く効かないの話がどうして出てしまうのかを、固定のプロである柔道整復師の立場から説明していきたいと思います。
コルセットとは
固定法の一つで、痛めた箇所を安静にする目的で使われます。
骨や靭帯を痛めてしまった時に医師や柔道整復師からギプス固定や包帯固定などをされることと思います。
その中でもコルセットは装具固定の一つになります。
なぜ効きにくいのか
身体を痛めた時、分け方として簡単に言うと筋肉・骨・靭帯・神経・内臓となります。
筋肉は肉離れ、骨は骨折や変形、靭帯は断裂や伸びてしまう、神経や内臓は病気などで体は痛めていきます。
そのためコルセットは装具固定なので骨や靭帯に何かあった時にはよく効きますが、その他には効きが悪くなります。
腰痛での痛め方で大まかに分けると、病気を除けば筋肉か骨・靭帯の問題になります。
チェックポイント
コルセットをしてみて、痛みが軽減するかどうかです。
骨靭帯の問題であれば、大なり小なり痛みが軽減します。
筋肉の場合は動くと痛みます。筋肉を痛めてしまった場合として説明します。
1つ目
筋肉は締め付けると痛みを感じにくくさせる効果があります。
多少はましですが、いつまでもつけていると筋肉の萎縮が始まってしまうので注意しましょう。
腫れがピークになる48~72時間程度にしておいた方が良いです。
2つ目
骨・靭帯が問題であるなら、寝ている状態には気をつけましょう。
コルセットは上半身の重さを使って腹圧を上げて、腰の骨が動かないように安定させています。
しかし、寝ていると腹圧がうまくかからないため、背骨が安定せず痛みが出やすくなります。
そのため横向きで寝て、クッションなどを足の間に挟んで身体を捻らないようにしてください。
3つ目
コルセットでは腹圧を上げることが何よりも重要です。
そのためお腹を凹ましてお腹に圧が加わるところを締めましょう。
この状態でいると腰は楽ですが、胃腸を圧迫するため不調になりやすいので、適度に外して腰回りに血が巡るようにしてください。
そのためつけたままはやめた方が良く、寝ている時も長時間になってしまいがちなのでやめましょう。
まとめ
今回のブログでは、コルセットをつけた腰痛による日常生活の支障について、その解決法をご紹介しました。
腰痛から来る症状でいつまでも悩まされていたくはないですよね。
骨盤周りや体幹の筋肉の動きを良くすることは、体の健康を保つ上でもとても大切です。
この解消法を試すことで、少しはトラブルを軽減することもできるのではないでしょうか。
腰に負担をかけない方法を選ぶことで、健康的に過ごせるようにしましょう。
ただし、腰痛にはさまざまな痛みのパターンがありますので、症状が改善しない場合もあります。
その場合はお近くの医療機関、柔道整復師や鍼灸師といった国家資格を取得して保健所に登録している(接骨院や鍼灸院の看板を出している)施術所もしくは治療院に行っていただくことを推奨します。
保健所で許可を受けることで、施術所内での専門的な検査や鑑別法をすることができます。
それも踏まえて、検査などが必要になることも考え、行き先を決めていただけたらと思います。
当院は保健所に登録して許可を受けた接骨院です。
腰痛の辛さもご相談ください。
時間をかけたカウンセリングと個別の施術方法で対応させていただきます。
【柔道整復師 江本 直樹 監修】
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