都筑区仲町台にある健湧接骨院の江本です。
本日は肩こりについてお話ししたいと思います。
肩こりがつらくて、解消ネックレスなどが手放せない。
何となくずっとつけているけど、効果を実感できない。
そんなお悩みを持つ方に向けて、今回は解決法をお伝えします。
当院に来られる患者様の中にも、首にネックレスをつけている方が多くいらっしゃいます。
なぜつけているのかお聞きすると、「なんとなく効いている気がする」という回答をよく耳にします。
そこで、ネックレスをしているのに効果が実感しにくいといった人に向けて、試してほしいことお伝えしますね
解消ネックレスにはどんな効果があるのか？
解消ネックレスは磁気の力で血行を改善するとされています。
一時的な血行不良には効果が期待できるかもしれません。
また、症状が軽度であれば改善する可能性がありますが、重度になるほど改善しにくくなることも考えられます。
重度になりつつある血行不良は血管をホースで例えると「常に踏まれている状態」に似ています。
この踏まれている状態を変化させるには、今からお伝えする方法がオススメです。
効果を実感しにくい場合の対処法
効果が実感しにくい方の特徴として、首周りにあまり問題がないことが多いです。
では、どこが悪くなっているかというと、肩甲骨周りです。
実は、肩甲骨周りの筋肉は首にまでつながっており、この辺りが不調になると、首周りまで悪くなったように感じられることがあります。
そのため、肩甲骨周りをケアすることで、首や肩の不調を改善できる可能性があります。
今回は、その解決のために役立つセルフケア方法をお伝えします。
1. 肩甲骨まわりのストレッチ
手順
- 姿勢を整える: 椅子に座るか立った状態で背筋を伸ばします。
- 腕を前に出す: 両腕を前方に伸ばし、手のひらを合わせます。
- 肩甲骨を引き寄せる: 息を吸いながら両腕を外側に開き、肩甲骨を寄せるように胸を張ります。
- 元の位置に戻す: 息を吐きながらゆっくり両腕を元の位置に戻します。
- 繰り返す: この動作を10回繰り返します。
ポイント
- 肩甲骨が動いている感覚を意識する。
- 動作はゆっくりと行い、無理に力を入れない。
2. 肩甲骨はがしストレッチ
手順
- 肘を曲げる: 両肘を90度に曲げ、肩より少し高い位置まで上げます（ガッツポーズのような形）。
- 肩甲骨を寄せる: 息を吸いながら肘を後ろへ引き、肩甲骨同士が近づくよう意識します。この状態で5秒キープ。
- 脱力する: 息を吐きながら肘を元の位置に戻し、肩の力を抜きます。
- 繰り返す: これを5～10回繰り返します。
ポイント
- 肩甲骨が寄る感覚と筋肉の伸びを意識する。
- 力みすぎず自然な動きで行う。
3. 背中と腕のストレッチ
手順
- 両手を組む: 両手の指を組み、腕を前方へ伸ばします。手のひらは外側に向けます。
- 背中を丸める: 息を吐きながら肩甲骨を外側に広げるイメージで背中全体を丸めます。この状態で5秒キープ。
- 胸と腕を広げる: 息を吸いながら両腕を横から後ろへ引き、胸と肩甲骨周辺の筋肉が伸びる感覚を感じます。この状態で5秒キープ。
- 繰り返す: この動作を5回繰り返します。
ポイント
- 背中と肩甲骨がしっかり動くことに集中する。
- 呼吸と動作を連動させてリズミカルに行う。
実践時の注意点
- 無理な力や痛みが出る動作は避ける。
- 深呼吸しながらゆっくり行うことでリラックス効果も得られる。
- デスクワークや長時間同じ姿勢でいる際には、1～2時間おきに取り入れると効果的です。
まとめ
今回は「解消ネックレスが効きにくい」と感じている方への解決法をご紹介しました。
せっかく購入したネックレスでも効果が実感できない場合、このようなストレッチや生活習慣改善法も試してみてください。
肩甲骨周辺の調子は体全体の健康にも影響します。
この方法で少しでも症状が軽減されれば幸いです。
ただし、肩こりにはさまざまな原因がありますので、改善しない場合は当院までご相談ください。
時間をかけたカウンセリングと個別施術で対応いたします。
【柔道整復師 江本直樹 監修】
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