こんにちは、健湧接骨院の江本です。
今回は坐骨神経痛について役立つ情報をお伝えしたいと思います。
痛み止めを飲んでいるけど、このような症状でお悩みの方はいませんか?

・長時間座ることが困難になり、デスクワークや運転に支障が出る
・立ち上がる、歩く、階段の上り下りなどの基本的な動作が痛みで制限される
・前かがみの姿勢をとると痛みが増強し、日常的な動作がつらい

薬を飲んでいるにもかかわらず、動作で痛みがぶり返すと「いつまで飲み続けなければならないのだろう?」と不安に感じますよね。
坐骨神経痛と診断され、当院に来院される患者様からも、よくこのようなお悩みの声を聞きます。
そこで、同じようなお悩みを抱えている方へ役立つセルフケア方法をお伝えしていきたいと思います。

痛み止めをやめたいとお考えであれば、今回の話はお役に立てるかもしれません。
気になる方はぜひ最後までお読みください。

薬が効きにくい神経痛が出てしまう原因とは

繰り返しの動作で筋肉が緊張し、二の腕の力こぶのように硬くなってしまうと、神経が圧迫されやすくなります。
そのうえ、姿勢によって体重が股関節に乗り、さらに負荷が加わることで神経が刺激され、しびれやすくなるのです。
その結果、薬が効かないお尻から足にかけての痛みや脱力感が伴ってしまい注意が必要です。

解決方法としておすすめの方法

姿勢の改善

椅子に深く腰掛ける
お尻を椅子の奥まで入れて、背骨を自然なカーブで支えるように座ってください。
このとき、坐骨(お尻の下の骨)をしっかりと座面に当てることが大切です。
坐骨が均等に座面に接していると、骨盤が立った状態になり、腰への負担が軽減されます。

足は床につける
足裏全体を床にしっかりつけ、膝は90度の角度になるように調整してください。
足が浮いてしまう場合は足台などを使用すると良いです。
これにより下半身の安定感が増し、上半身への負担も軽減されます。

顎を引く
頭が前に出ると猫背になりやすくなります。顎を軽く引き、首筋から背筋までまっすぐになるよう意識してください。
これによって首や肩への負担も軽減され、全体的な姿勢改善につながります。

椅子に座って足を組んで前屈するストレッチ


このストレッチはお尻の筋肉(特に梨状筋)を伸ばし、坐骨神経への圧迫を和らげます。
特に長時間座っているときや運転後に効果的です。

椅子に浅く腰掛け、片方の足首を反対側の膝の上に乗せて「4」の字を作ります。
背筋をまっすぐ伸ばした状態で、骨盤から前屈するように上半身をゆっくり前に倒します。

お尻や太ももの裏側が心地よく伸びるところで10~20秒キープします。
反対側の足でも同様に行います。

温熱療法

温熱療法は坐骨神経痛の症状を緩和するために有効です。
温熱によって筋肉がリラックスし、硬直した筋肉がほぐれます。
その結果、神経への圧迫が軽減され、痛みの原因となる筋肉の緊張も和らぎます。

自宅でも簡単に実践できます
ホッカイロやホットタオルを使用したり、ぬるめのお湯(37~40℃)に浸かることで手軽に血行を促進しリラックスすることができます。
試してみてください。

まとめ


今回は薬が効きにくい坐骨神経痛について、姿勢や筋肉が原因で起こることもお伝えしました。
紹介した方法をぜひ試してみてください。

ただし、坐骨神経痛にはさまざまな痛みのパターンがありますので、症状が変化しない場合もあります。
その際は当院にご相談ください。

時間をかけたカウンセリングと個別の施術方法で、今回のようなケースにも対応できるかと思います。
お気軽にお問い合わせください。

【柔道整復師 江本 直樹 監修】

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